月間12時間以上の作業時間削減を実現


NC旋盤やマシニングセンタを使用して金属、非鉄金属を切削加工し、駆動伝達部品などを製造する株式会社石畑鉄工所様。
現在、社内のIoT化を推進するべく、カカナイを導入して『加工指示書』をデジタル運用されています。導入のきっかけや決め手について工場長の南渡様、製造部の石畑真一様、岡田吉広様にお話をうかがいました。

 

圧倒的低価格と月額制が決め手に

ーー現在はカカナイでどのような記録をされていますか?

部品の加工工程ごとに1枚作成する加工指示書の入力や管理にカカナイを導入しています。加工指示書に記録されているのは製品の仕様や材料、加工手順や治具の配置、作業ポイント、作業に掛かった時間などです。カカナイ導入までは、終業後にパソコンでエクセルを使って入力&管理していましたが、今は加工機械の前で作業直前にタブレットを使って確認や入力をしています。

ーーカカナイ導入を考えたきっかけを教えてください。

長らく製造時の機械設定をはじめとした加工情報は、各作業担当者のメモ書きや記憶に頼って作業していました。そのためリピート発注の際は、以前担当した作業者に設定や注意点を確認するなど、非常に属人的でロスやミスが発生しやすい環境だったんです。
こうした課題を解決したくて考えたのが、過去の加工情報を統一フォーマットで一元管理し、そこに見積作成の大きな要素となる作業時間記録も含めて情報共有を推進しようというもの。まずはエクセルで作業指示書のフォーマットを作り、加工工程ごとに1つのファイルを作成して加工情報の共有を始めました。
これはある一定の成果を挙げたのですが、同時に実感したのがより効率的に加工指示書を作成、運用する必要性です。そんな時『次の一手』を得ようと工場長が参加した大阪産業創造館のセミナーでカカナイの手軽さや機能を知り、衝撃を受けたのが導入のきっかけになりました。

ーーカカナイ導入の決め手は何でしょうか。

一番はやはり価格です。本格的なシステム導入は初期費用として数百万円が必要ですが、カカナイは月額料金制でしかも圧倒的に安い。あまりに安いと感じたので、実は相見積もりすら取っていないんですよ。そのぐらい気軽に始められる価格だったのが最大の決め手です。

ーーほかに決め手となった要素はありますか。

入力内容やレイアウトなどの修正に随時無料対応してもらえる点も大きかったです。最初から、始めてからわかる修正点やしばらく使ってみないと気づかない修正点が出てくると考えていたので。

 

画像添付や過去データ検索でも威力を発揮

ーーカカナイを導入して、数字で見える効果は出ましたか。

加工指示書をエクセルで作っていた頃は、1シート作成に30分近く掛かっていました。それがプロマネ導入で5分以内に。しかもエクセル時代は業務終了後にまとめて作成していたのでほぼ残業でしたが、カカナイだと機械の前でタブレット入力するので作業効率も良く、残業にもなりません。
月間30枚ほど加工指示書を作成するので、30分×30枚=900分が5分×30枚=150分になり、トータルで月間12時間以上の時間を工数削減できています。

ーー数字に出ない効果はありますか。

過去の加工データ検索が早く簡単になり、作業効率が向上しました。また、指示書画面には過去の作業担当者はもちろん、作業開始、中断、再開、完了のボタンがあり、作業時間をより正確に取得できるようになりました。加えて、材料や治具の配置などはタブレットで撮影した画像データを添付でき、その画像が準備時間の短縮や材料ロスの削減に効果を発揮しています。エクセルファイル時代の入力の大変さや過去データ検索の遅さを考えると、雲泥の差があります。

ーー作業時間データの取得も重視されていたんですね。

作業時間データは、加工単価決定などの経営戦略上重要な数字になると考えていますが、なかなか正確に把握できなかったんです。その結果、見積価格で受注したにもかかわらず利益が十分に残らないケースもありました。

ーー最後に、今後の事業展開についてお聞かせください。

これはまだ個人的な願望ですが、現状のカカナイの活用方法は工場の現場のみに限られています。もちろん営業担当者も閲覧できますが、あくまで製造部が主体となって活用しているシステムなんです。将来的にはカカナイの機能を拡張しながら、営業担当者も巻き込んで会社全体のシステム化を推進したい。
そんな想像が膨らむぐらい、カカナイに対する満足度はとても高いですよ。

 

ご協力いただいた会社詳細

株式会社石畑鉄工所

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